事業主は、労働者が妊娠・出産したこと、育児休業等の制度を利用したこと等に関して、上司・同僚からの言動により就業環境を害すること(ハラスメント)を防止する措置を講じなければならないこととされています。
★上司に妊娠を報告したら「他の人を雇うので早めに辞めてもらうしかない」と言われた。
★妊婦検診のために休暇を取得したいと上司に相談したら、「病院は休みの日に行くものだ」と相手にしてもらえなかった。
★育児短時間勤務をしていたら、同僚から「あなたが早く帰るせいで、周りは迷惑している」と何度も言われ、精神的に非常に苦痛を感じている。
★介護休業について請求する旨を周囲に伝えたところ、同僚から「自分なら請求しない。あなたもそうすべき」と言われた。
★相談者や関係者への印象や先入観を捨て、公正中立な姿勢で受け入れ、プライバシーを尊重し秘密を厳守する。
★相談者がどのような解決を望んでいるかを把握し、尊重する。
★問題をもみ消そうとしたり相談者を責めるような言動は厳禁。
★対応が困難と思われる場合は専門家につなげる。
★相談者にメンタルヘルス不調の兆候が見られる場合は、心療内科等の受診を促す、行為者から避難させるなど早急に対処する。